社内イベントは本当にいらない!?社内イベントをやらないメリットとデメリット、断り方もご紹介

お役立ちコラム

社内イベントは本当にいらない!?社内イベントをやらないメリットとデメリット、断り方もご紹介

社内イベントは本当にいらない!?社内イベントをやらないメリットとデメリット、断り方もご紹介

昨今、メディアなどで"社内イベント反対派"の意見が取り上げられているのをよく目にするようになりました。特に最近は多様性を認める風潮が強まっており、会社としても従業員の考えはできるだけ尊重したいものです。しかし、会社にとって社内イベントの開催が必要である場合もあり、判断に迷うところでもあるのではないでしょうか。

この記事では、社内イベントを開催しないメリットとデメリット、さらに開催の判断基準の一例もご紹介します。最後には参加者側が断るときの例文もご紹介していますので、どうしても参加したくないという方もぜひご参考ください。

社内イベントをやらないメリット

社員それぞれがプライベートな時間を取ることができる

「社内イベント」と一言で言ってもその種類は様々ですが、特に業務時間外に行われるイベントについては、社員一人ひとりのプライベートな時間を確保できるというのがメリットです。
多様性を重んじるべきだという社会的背景の中で、「業務外の時間は会社とは切り離し、自分の好きな過ごし方で好きなように過ごすことが当たり前だ」と強く思うようになった人も多く、この点が果たされないと不満を抱かせてしまうこともあるでしょう。

運営側の負担を増やさずに済む

社内イベントを行うには、計画や準備物の手配が必要です。場合によっては業務時間外に行うこともあり、運営側の従業員にそれなりの負担がかかってしまいます。また、業務時間内に行う場合は通常の業務を圧迫してしまうこともあり、残業が発生する可能性もあるでしょう。
さらにイベント当日は準備や片付けなどをはじめとする現地での作業も発生するため、少なくとも準備段階からイベント当日までは運営側に負担がかかり続けます。
このように、社内イベントを開催する場合は運営側に負担がかかってしまうものですが、開催しない場合はこういった負担を避けることができます。
また、開催する場合であっても外注するなどすれば負担を軽減させることもできますので、大きなイベントで業務的な負担が気になる場合には外注を検討するのも良いでしょう。

お金がかからずに済む

社内イベントを開催しない場合は、お金がかかることを避けることができます。
社内イベントを開催する場合、当然お金が必要になります。お金の出どころは会社もしくは従業員それぞれからという形になるかと思いますが、いずれにせよお金は必ず必要です。
「費用対効果はどうなのか」という観点で考えた場合は別ですが、単純にお金がかかるかどうかという観点で考えたときには、開催しない場合の方が金銭的負担が少なくなるのは確実です。

交流の場でのストレスがない

社内イベントとなると複数の従業員が参加することになるため、普段コミュニケーションを取ることがない従業員とも交流することになりますが、そういった交流自体がストレスになる人もいます。
社内イベントを開催しない場合は交流の場も発生しないため、このようなストレスを発生させることがありません。

社内イベントをやらないデメリット

社員同士のコミュニケーションを深めにくい

社内イベントを開催しない場合、従業員同士のコミュニケーションの場は勤務時間内がメインとなり、それ以外では仲の良い従業員同士のランチや飲み会などによってコミュニケーションを取っていくこととなるでしょう。
勤務時間内でコミュニケーションを深めることはもちろん可能ですが、それ以外の場でも社内全体でコミュニケーションを深めることができれば、この後説明するエンゲージメント向上やチーム力向上の大事なベースとなります。社内イベントの開催を行わない場合はこういったベースを構築する機会を逃してしまいかねないということも頭に入れておきましょう。

従業員エンゲージメントが高まりにくい

従業員エンゲージメントの高さは、その企業の生産性と人材定着率の高さに直結します。しかしこのエンゲージメントを高めるには、経営理念を浸透させたり、社内のコミュニケーションを活性化したりというベースづくりが必要です。そのために、社内イベントを通じてこれらのことを実行している企業も多くあります。
社内イベントを開催せずにエンゲージメントを向上させたい場合は、通常の業務時間内でできることを行うことになりますので、管理職が経営理念を浸透させるように働きかけるなど、工夫が必要になります。

チーム力のさらなる向上が難しい

チーム力を向上させるには、まずお互いの人となりを理解し、コミュニケーションが取れる環境を構築することをスタートラインだとする説が多くあります。そのためにも社内イベントは絶好の機会だと言え、チーム力を向上させたいと考える企業では実施を検討することも多いでしょう。
もちろん、社内イベントを実施せずともチーム力を向上させることは可能ですが、社内イベントはチームビルディング要素を含む様々なコンテンツを実施することができるので、やっているチームとやらないチームでは差がつくことでしょう。

【運営側】社内イベントをやるかやらないかはよく考えよう

これまで述べてきたように、社内イベントをやらないメリットはもちろんありますが、同じようにデメリットもあります。社内イベントを開催するかどうか検討する際は、安直に1つだけの理由で決めず、多面的に見て判断するようにしましょう。
また、会社にとって社内イベントが必要だと判断したのであれば、「すべての従業員も参加したくなるイベントはどんなイベントか」ということも考えながら開催を目指すことができればベストです。

パソコンの前で腕を組み悩む様子の女性

社内イベントが今必要かどうかを考えるポイントの一例

  • チームビルディングが十分にできているか
  • 経営理念や経営ビジョンの落とし込みはできているか
  • 従業員のエンゲージメントを高めたり保ったりする必要はないか
  • 拠点同士で交流を深める場は足りているか
  • 社内文化を浸透させられているか
  • 知識やスキルの共有の場は十分に設けられているか
  • チーム間での連携をもっと強める必要があるか

【参加者側】どうしても参加したくない時は?

直接「時間やお金が無駄だ」などと言うことは避けよう

「時間が無駄」「お金が無駄」「時間外まで会社の人と一緒にいたくない」などと思ってしまうことは仕方がないものです。しかし、それをそのまま口に出してしまうと不必要に敵を作ってしまいかねず、多くのケースではメリットを得ることができません。
例えこれらのことを思っていたとしても、軽率に口に出してしまうことは避けましょう。

当たり障りない表現で丁重に断ろう

今後もその会社で働くことを考えるのであれば、丁重に(必要があれば相手を不快にさせない理由を付けるなどもして)お断りしましょう。
いくつか断り方の例をご紹介しますので、必要に応じてご参考ください。

断り方の例

  • 「風邪気味で、仕事に支障を出さないためにも自宅療養をしたいと思います。 ●●さんと久しぶりに飲めるのを楽しみにしていたので残念です。」
  • 「その日は友人との予定があり、今回は不本意ながら不参加とさせていただきます!今度別の機会に飲みましょう!」
  • 「いまダイエット(または身体づくり)で食事制限をしているので、今回は泣く泣く見送らせていただきます。好きに飲み食いできるようになったら、まっさきに●●さんをお誘いさせていただきます!」

まとめ

この記事では、社内イベントを開催しないメリットとデメリット、さらに開催の判断基準や参加者側が断るときの例文をご紹介いたしました。
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DATE

2024年06月05日

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