お役立ちコラム
内定者研修とは?オンラインで行うポイントも紹介
内定者研修とは、内定を出した学生に対して入社前に行う研修のことです。
近年、この内定者研修もオンラインで実施する企業が増加しています。
これから新社会人になる学生にとって、ビジネスの場は知らないことばかりです。身だしなみや言葉遣い、電話応対、名刺交換など基本的なビジネスマナーを身につけておくと入社後円滑に業務に取り組むことができます。
他にも文書作成や表計算ソフトなどの基本的なパソコンスキルがあると、早期活躍が期待できます。
入社前から学生と社会人の違いを認識してもらい、社会人としての意識を醸成してもらいましょう。
ほとんどの場合、内定者は社会人になることに対して何らかの不安を抱えています。社会人としてやっていけるのか、職場の人間関係は良好かなど内容は様々です。初めてのことや知らないものに対しては誰しも不安があって当然です。そのため、入社前からビジネスマナーに触れたり、先輩社員や同期とコミュニケーションを取ったりすることで気持ちの面でも入社の準備を行うことができ、入社までの不安軽減につながるでしょう。
内定承諾しても、必ずしも入社してくれるとは限りません。特に近年、内定者は複数の企業から内定をもらっているケースも多く、他の企業に流れてしまうことも考えられます。
内定者研修を行うことで、内定者の入社に対する不安を解消し、自社の雰囲気や魅力を伝えることができると入社意欲の向上にも繋がります。内定を出したあとも油断せずに、入社までのフォローを行うことが重要になります。
研修を行う方法は大きく分けて2種類あります。
内定者を会議室などの一か所に集めて行う方法です。内定者同士の顔合わせにもなりますし、社員からも参加者を出せば交流を深める場となり、人間関係の構築に効果的です。
外部の公開講座を受けてもらう方法です。
企業は受講してほしい講座内容を指定し、講座のスケジュールを広報します。内定者自身で講座のスケジュールから会場や日程を選択してもらうことができるので、卒業前の忙しい学生にとっても参加の負担が少なくなります。また、オンラインで実施しているものもあるので、参加場所を問わず、他の予定の間にも参加できます。
オンラインで内定者研修を行う際は、内定者に不安を与えないことが大切です。
オンラインで内定者研修を行うには、安定したインターネット環境が必須です。また、パソコンスキルに関する研修ではパソコンも必要になります。これまではスマートフォンや大学のパソコンを利用していたという学生がいる可能性も考えられますので、あらかじめ内定者がオンライン研修に適した環境を用意できるか確認しておきましょう。
また、トラブルがあった場合に備え、緊急連絡先を伝えておきましょう。
ただ講師の話を聞くだけの一方的な形式では、内容が身につかず、研修の意味がなくなってしまう恐れがあります。さらに、内定者研修は内定者の不安を解消する役割も担っているため、応答や他の内定者とのコミュニケーションが取れる場面をつくることで、より効果的な内定者研修にすることができます。
オンライン開催に限ったことではありませんが、内定者研修を行う場合は開催時期にも注意しましょう。
あくまでも内定者の本分は学生生活であり、卒業前は卒業論文や研究に取り組む時期です。加えて、卒業旅行や新生活に向けての引っ越し準備などで忙しくしている場合もあります。なるべく負担が少なく参加してもらえるように、早めのお知らせと複数候補日を設定するなどの配慮が必要です。
内定者研修をオンラインで行うメリットとしては、参加場所を問わない点が挙げられます。内定者の現住所と内定先が離れている場合はもちろん、学業の合間にも参加できるメリットもあります。しかし、インターネット環境による通信トラブルや内定者同士でのコミュニケーションが取りづらい点には注意が必要です。 リアル開催では、会場費や交通費などの費用はかかりますが、名刺交換のようなビジネスマナーなどをロールプレイングで実践できることや、人間関係を深められるというメリットがあります。 目的や状況に合わせてオンラインとリアルを組み合わせて実施するもの一つの手です。
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DATE
2024年06月28日
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