お役立ちコラム
社内プレゼン大会の効果を発揮するために知っておきたいメリット・デメリット
この記事では、社内プレゼン大会のメリットとデメリットを整理した上で、デメリットを最小限に抑えながら、プレゼン大会の効果を発揮する方法をご紹介しています。毎年開催しているが効果が出ないと悩んでいる方、社内の雰囲気を改善するイベントを検討している方に是非読んでいただきたい記事になっています。
社内プレゼン大会とは、個人またはチームであるテーマに関するプレゼンテーションを行い、その企画やプレゼンスキルを競う大会です。毎年恒例のイベントとして開催し、優秀な企画は新規に部署を立ち上げて事業化まで行っている会社もあります。社員が自由に考えを発信できる場をつくることで、イノベーションを起こそうという企業文化が生まれるなど、スキルの向上だけでないメリットが多くあります。
社内プレゼン大会は、企画力、コミュニケーション能力といったプレゼンテーション能力を磨く良い機会になります。プレゼン経験の少ない若手社員にとっては良い練習になりますし、経験豊富な社員にとっても自分のプレゼン方法を見直したり、他の人のプレゼンから気づきを得たりすることができます。
プレゼンのテーマ設定では、新しいアイディアが生まれるようなテーマを選ぶことをおすすめします。普段思いついてもなかなか口にしづらいアイディアを発信できる雰囲気づくりを行い、独創的なアイディアを引き出しましょう。優れたアイディアは事業化を行うことにしておけば、参加者のモチベーションも高まります。
チーム制にすれば準備をする過程でコミュニケーションが生まれます。1人ずつ発表する場合でも、プレゼン後に質疑応答や感想を言い合う時間を設けることで、コミュニケーションを促すことができます。プレゼン大会は普段聞けない思いやアイディアを引き出すきっかけになるでしょう。
優秀なプレゼンには賞や副賞を与えることで、モチベーションの向上に繋がります。毎日通常業務に手一杯の社員も、違うモチベーションがあることで業務が捗る可能性もあるでしょう。
プレゼン大会を定期的に開催することで、新しいアイディアを生み出すことや、自分から発信を行うことを会社の文化として根付づかせる効果が期待できます。また、他の人のプレゼンを聞くことで、一人ひとりが新しい気づきや学びを得ることができ、会社全体の成長を促すことにも繋がるでしょう。
通常業務と並行しながらの準備になるため、主催側、参加側の両方に負担がかかると言えます。準備の時間が確保できないとやらされている感が出てきてしまい、モチベーションも下がってしまいます。準備期間を長めに設ける、負担の少ないテーマやルールを設定するなど、負担をかけ過ぎないような工夫が必要です。
大会の規模によっては会場の手配や審査員の依頼など、コストがかかってしまいます。発表者以外はリモート参加にするなど、コストの削減方法を検討する必要が出てくるかもしれません。
上記のデメリットを踏まえた上で社内プレゼン大会を有意義な時間にするためには、開催の目的を明確にしておくことが重要です。社内プレゼン大会には様々なメリットがありますが、その中で何に重きを置くのかを決めておかないと、開催後の効果測定も曖昧になってしまいます。参加者に対しても大会の趣旨を伝え、目的意識を持って参加してもらうように促すとよいでしょう。
主催側、参加者側の双方の負担を減らすために、準備期間は長めに設けましょう。例えば、早めに開催日時の告知をするだけでも、参加者にとっては見通しが立てやすくなります。主催する側としても、慌てて準備を行うと抜け漏れが発生しやすくなりますので、開催の目的を明確にするところから、時間をかけて準備するようにします。
当たり前のことではありますが、開催時期は繫忙期を避ける必要があります。部署によって繫忙期が異なる場合もありますので、公平性を保つためにも、開催時期には気を遣うようにしましょう。
テーマによって、参加者のモチベーションは大きく左右されます。実際の業務の延長線上にあるテーマのほうが取りかかりやすく、モチベーションも高まります。自分の提案が評価され、実際に取り入れられるかもしれないという気持ちで取り組んでもらえるように、テーマ設定は時間をかけて十分に検討するべきです。
個人での参加になると、一人で全ての準備、発表に取り組むことになり、時間が足りなくなったり、途中で諦めてしまったりする可能性が高まります。チーム戦であれば、チームワークを高めたり、普段とは違う人と交流したりといったこともできるのでおすすめです。
社内イベントの効果が出ない大きな要因として、参加がやらされている感を抱いてしまう点があげられます。通常業務で忙しい中、参加必須だとやらされている感が出てきてしまう人もいます。その雰囲気は伝播しやすく、社内全体に広まってしまうかもしれません。やる気のある人が集まって切磋琢磨した方が、イベントの雰囲気もよくなります。今回は参加しなかった人でも、志高く挑戦している参加者を見て、次回は参加したいと思ってもらえる可能性もあります。
社内プレゼン大会は開催にあたっての負担もありますが、目的意識をもって開催すれば社内の雰囲気を大きく変え、社内文化や風土を醸成できるかもしれないイベントです。メリットとデメリットそれぞれ理解した上で、効果を最大限に発揮できるように準備しましょう。 エス・ブイ・シーグループはイベントの企画、制作から当日の運営までをワンストップで行います。社内プレゼン大会の企画運営実績もございます。その他にも、社員総会や表彰式といった社内イベント、記念式典、合同企業説明会、eスポーツイベントなど、オンライン・オフラインを問わずどんなイベントでもお任せください。開催方法や内容が決まっていなくても、丸投げOKです!お客様の目的に合わせたイベントをご提案しますので、お気軽にご相談ください。エス・ブイ・シーグループはイベントを通じて感動を創造していきます!
DATE
2025年02月03日
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