お役立ちコラム
BPOって何?導入するとどう変わる?アウトソーシングとの違いは?
BPOは業務プロセスの一部や全部を外部の事業者へ委託することです。このコラムでは、BPOという言葉や、混同されがちなアウトソーシングとの意味の違いを解説します。さらに実際にBPOの請負実績が多数ある弊社が「BPOを導入すると仕事がどうなるのか」を解説していきます。BPOの用語について知りたい人や、BPOの導入を考えている方にオススメの内容です。
BPOは「Business Process Outsourcing」の略であり、直訳すると「業務過程の外部委託」となります。意味はそのままで、業務の一部または全部を専門の事業者へ外部委託することを指します。例えば、何かのキャンペーンの事務局業務として基本となる企画や広報は自社で行い、抽選応募の募集から景品の発送は、業務の進め方の計画も含めて外部に委託するなどがBPOにあたります。また、「継続的に委託する」という意味合いを含むこともあり、一時的な委託ではなくある程度の期間に継続的に委託をすることを指す場合もあります。
似ている言葉としてBTO(Business Transformation Outsourcing)というものもありますが、BTOは業務見直しや企画などの中核的な業務を外部委託することで収益性の向上を目指すものです。定めわれた業務をこなすBPOとは少し性質がことなります。
他にもRPO(Recruitment Process Outsourcing=採用代行)という言葉もあります。
このように、現代では様々な業務プロセスを外部に委託することによって自社の貴重なリソースを最適化し、コア業務に専念しやすい環境づくりをする動きが高まっています。
BPOもアウトソーシングも、「業務を外部委託する」という意味ではありますが、アウトソーシングは業務を外部に委託するという形態を指しており、そのアウトソーシングというジャンルの中にBPOやBTO(前述)、RPO(前述)などがあります。
また、単に「アウトソーシング」というと限定的な業務のみを委託することを指すこともあり、この点がBPOと大きく異なる点と言えるでしょう。
以下に一例を挙げます。
BPO
応募者募集→応募集計→抽選→景品梱包→景品発送の一連の過程を、進め方の計画も含めて丸ごと継続的に委託する
アウトソーシング
抽選キャンペーンの応募者集計業務だけを委託する
BPO
外部事業者に、執筆記事方向性・ターゲットの設定・投稿頻度の計画・ライターのアサインなどを長期に渡り継続的に依頼した
アウトソーシング
WEBライターに、「社内イベント」をテーマにした記事5本の執筆を依頼した
BPOを導入すると、コア業務(※)に専念できるようになるということが大きな効果と言えるでしょう。(※コア業務=企業の利益を直接生み出す、根幹の業務)
企業が利益を生み出すためにはコア業務だけやっていれば良いわけではなく、同時に発生したノンコア業務(※)もこなしていかなければいけません。(※ノンコア業務=直接利益を生み出すわけではない、補助的な業務)
しかしノンコア業務についてはノウハウが無かったり、想像以上にリソースを割かなければいけなかったりと、むしろノンコア業務によってコア業務がうまく回らなくなってしまったといった本末転倒な事態に陥ってしまうこともあります。
そこで、BPOとしてノンコア業務を専門的な事業者へ委託することによって、本来の事業に専念できる環境を生みだし、利益を追求することに専念ができるようになります。
業務を外部へ委託するとなると、当然ながら費用は発生します。ここは避けては通ることのできない道でしょう。
しかし、目先の出費を惜しんで委託しないという選択肢を選んでしまうと、実は結果的により損してしまうというケースも十分あり得ます。
専門知識のない自社の社員を業務に投入した場合であっても社員はタダで働いているわけではないので、当然その分コア業務を行う時間は削られています。さらに、専門知識もないので仕事のスピードも遅いかもしれません。
「費用がかかるから…」という単純な理由で判断するのではなく、一度天秤にかけてみて、かかる時間や費用を計算して比較してみると良い場合もありますので、ぜひ一度は計算してみましょう。
エス・ブイ・シーグループでは、キャンペーンの事務局系のBPOを受託することが多く、得意分野の一つと言えます。そもそもどんなキャンペーンをやるのか、どうやって募集するのかという大枠が決まった時点からエス・ブイ・シーグループで業務をスタートすることが多く、継続的に受託しているものも多くあります。これまでに多いケースだと、応募を募集する仕組みまではクライアントに構築していただき、運営計画の作成、集計作業や応募期間中のお問合せ対応、当選者の抽選と景品の梱包・発送などを一括りでお任せいただくものが多いです。
企業説明会の事務局もエス・ブイ・シーグループの得意分野です。出展企業が決まっている段階から受託することが多く、事務局や説明会当日の運営マニュアル、出展企業様向けの出展マニュアルなどの資料の作成はもちろん、事務局業務(問い合わせ対応)、当日のレイアウトの作成、オンライン配信の場合はオンライン環境の配備、学生向けのパンフレットの作成、当日の設営と運営など、ほぼ丸投げいただけます。
展示商談会系のBPO案件も、エス・ブイ・シーグループではここ最近より受託数が増えています。 当日のブース設計はもちろん、当日運営や運営計画の作成、事務局業務(問い合わせ対応)、 配信システムの使用計画などをまとめて行うことが可能です。
エス・ブイ・シーグループはPRイベント系も受託することが多いです。自治体発信のPRイベントや、商品のPRイベントなど多岐に渡ります。 当日の開錠レイアウトの作成から設営、当日の運営計画、キャスティングなどまとめてお任せいただくことが可能です。
今回の記事では、BPOの言葉自体の意味を中心に、導入したらどうなるのか、エス・ブイ・シーグループではどんなBPO事業を受託しているのかといったことをご紹介しました。
イベントやキャンペーンに関するBPOはエス・ブイ・シーグループの得意分野でもありますので、ぜひお気軽にご相談ください。
エス・ブイ・シーグループはイベントの企画、制作から当日の運営までをワンストップで行います。社員総会や表彰式といった社内イベント、記念式典、合同企業説明会、eスポーツイベントなど、オンライン・オフラインを問わずどんなイベントでもお任せください。開催方法や内容が決まっていなくても、丸投げOKです!お客様の目的に合わせたイベントをご提案しますので、お気軽にご相談ください。エス・ブイ・シーグループはイベントを通じて感動を創造していきます!
DATE
2024年04月10日
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