お役立ちコラム
内定式をオンラインでやるなら?内定式の目的とオンラインのメリットデメリット
内定式は企業が学生に対して正式に内定を通知する式典で、10月初めに行われることが多いです。主なプログラムは内定証書の授与、内定者・会社代表からの挨拶ですが、オープニングムービーや先輩社員への質問コーナーなどのコンテンツを追加する企業も増えています。近年では感染症対策や学生の負担軽減の観点から、オンライン形式での内定式も増えており、オンラインならではの機能を活用したコンテンツを組み込むことができる点が強みです。
数多くある企業の中から内定承諾をしてくれた学生に対して、歓迎の気持ちを伝える機会です。記憶に残る式にし、入社への期待を高めてもらいます。
内定者が会社の代表の話を聞ける機会はなかなか多くありません。会社のビジョンや期待することを直接代表から伝えることで、内定者の会社への理解を深め、モチベーション向上にも繋がります。
内定証書の授与を通して、この会社に入社するという実感を持ってもらうことができます。また、ロールモデルとなる先輩社員と交流することで、入社後のイメージがわきやすくなります。
全国に拠点があったり、内定者の人数が多かったりすると、同じ場所に集まることが難しい場合もあります。オンライン内定式であれば、場所を問わずに参加できるので、これまで別々に行っていた拠点ごとの内定式を合同で行うことや、遠方から参加する学生の負担を減らすことも可能です。
リアル形式では、内定式に参加する社員は一部に限られているケースが多いのではないでしょうか。オンライン開催であれば、移動の時間がとられず、業務の合間に参加できる他、会場のキャパシティを気にする必要もないので、参加する社員の数を増やすことも可能です。どんな先輩社員がいるのか気になる内定者も少なくないでしょう。先輩社員が多く参加することでそのような内定者の不安を解消できます。
企業側にもコスト面でメリットがあります。遠方からの参加者がいる場合には、往復交通費や宿泊代、内定者の人数が多くなる場合には、全員が収容できる会場を押さえるために多額の費用が発生します。近年では、新型コロナウィルスの流行によって、せっかく会場を抑えていても延期・中止にせざるを得ない状況もありましたが、オンラインでの開催であればこういったリスクの低減につながります。
内定者が自宅などから参加するとなると、式特有の緊張感や特別感が欠けてしまう懸念があります。その対策として、まずはコンテンツの工夫が必要です。なるべく多くの内定者に発言の場を設ける、内定者同士で協力するゲームを準備するなど、アイデア次第でリアル形式に負けない緊張感や特別感を演出できます。また、式後の懇親会として、食事を手配して内定者の自宅に届けてもらい、一緒に食べるといった企画も、特別感を演出するアイデアのひとつです。
会社の代表や先輩社員の話をただ聞くだけという一方的な式にしないように気を付けなければなりません。これはオンライン内定式に限った課題ではありませんが、オンライン配信では参加者の反応がわかりづらいため、より注意が必要です。
上記のデメリットを解消するためにも、内定者がアクションを起こせる機能やそれらを活用したプログラムを設定しましょう。配信ツールの機能としては、コメント、リアクション、投票機能などがあげられます。中でも、リアクションや投票のようなクリックひとつで気軽に発信できる機能は、コメント機能では発言しづらいという内定者にも有効です。
通信環境が不安定だったり、配信機材の扱いに慣れていなかったりとオンライン配信特有のトラブルが発生する可能性があります。しかし中には配信ツールの選定の時点で防ぐことができるトラブルもあります。同時視聴が可能な人数や、必要な通信環境を事前に把握したうえで配信ツールを選ぶことが重要です。担当者がオンライン配信に不慣れな場合は、配信機材の準備や操作を外部に依頼することも選択肢の一つです。社内担当者はコンテンツの作成や内定者のフォローなど、より重要性の高い業務に集中できるようになります。
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DATE
2024年05月31日
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